FC2ブログ

「創作歴史的な」

あれま、載せたと思ってたらまだだったです(´・ω・`)

大化の改新らへんが楽しすぎる。
妄想進みすぎてテスト期間中なのに勉強あんまりできてません←

乙巳の変のときですね。
楽しすぎる。

飛鳥板葺宮で入鹿が殺されるところ。
接待のフリして鎌足が…という。



※腐向け注意です!



中大兄皇子
我が儘
冷酷らしい
ちょっとツンデレくさい

中臣鎌足
皇子大好き。
馬鹿一途というより一途馬鹿
あほのこ

蘇我入鹿
我が儘
黒い?
性格子供っぽい

□■□■□■

「皇子…それマジ?」
ひくひくと頬の筋肉を引き攣らせ、鎌足は言った。
「マジ。」
皇子はこともなげに答える。
「いやいやいやいや、"女のフリして入鹿に近付いて殺せ"って無理っしょ!!」
「簡潔且つ簡単だろ。大丈夫。」
爽やかに笑う皇子。
普段の彼ならこれほど笑うことはないだろう。それが逆に怪しかった。
「無理だろ!こんな筋肉男が!その怪しい笑顔の根拠は何だ皇子!」
「…………大丈夫。」
「根拠を聞いてるんだよ皇子!?
目を反らさないでよますます不安だし!」

「……お前なら大丈夫って信じてる。」
はぁ、とため息をつき、目線も合わせず手を握って言う。
普通の人なら何の感情もこもっていない棒読みだと呆れるかもしれない。
ただこの男は違う。
皇子から投げ掛けられる褒め言葉は世辞であろうがなんだろうが、ガッツリ補正をかけて見事脳内麻薬といっても過言ではないほど喜び真に受ける。
「任せて!皇子!俺頑張る!」
握られた手を倍程の力で握り返し、めっちゃイイ笑顔を見せた。

「馬鹿は扱いやすいな。」

□■□■□■

ー当日ー

「皇子ぃー…やっぱこれ無理じゃない?大丈夫?」
乳までしっかりと偽物を詰め込み、ばっちりと化粧じて現れた鎌足は意外にも女としか形容できないような見事な化けっぷりをしていた。
「ふむ……」
これには皇子も驚き、満更でもないよう。
「お、皇子?変?」
「是非もなし……か。」

「あ…来た!!」
いきなり鎌足が身を潜め、門を指差す。
そこには標的、蘇我入鹿がいた。
遠目に見てもわかるその風貌。見まごうことはない。
独特のオーラを身に纏ったあの人こそ蘇我入鹿。
「う、わっ…やっぱ嫌だってー…モロでバレるよこれ!
バレたら殺す以前に殺されるからぁっ…やっぱ闇討ちの方が……」
「任せたぞ、鎌足。
…………頼りにしてる。」
怯えだす鎌足を蔑ろに慰める。
まぁ鎌足相手ならこれでも十分すぎたようだが。
「皇子っ!俺頑張る!」

■□■□■□

「で?舞はまだか?」
早くも足を崩し、自分が頂点といわんばかりに振る舞う。
「はやく踊れよ。」
手近の貴族を捕まえて短剣を軽く突き立てる。
見目好い膳がひっくり返ったことなど気にもとめず。
「い、入鹿さま…わたくしに言われましても…」
「………役立たずが。」
小さく短剣を振るうと貴族の頬の皮が薄くめくれた。
「ひっ…」

「ほら、はやくしねぇと全員こうなるぜ?」

つぅ、と短剣をなぞり、嬉しそうに笑う。
慌てた踊り子たちは合図を待つ間もなく駆け込んだ。
同時に上手く合わせて音楽がなる。琵琶の美しい音色に合わせて踊り子が舞う。
この日、この時の入鹿のために揃えられた美しい踊り子ばかり。
鎌足もハッとしたように皆の前に現れ、一夜漬けのぎこちない舞を披露した。

踊り子たちは踊りながら女性らしく身をくねらせて入鹿に擦り寄る。
満足そうな入鹿。
接待せねばなるまいとの意か、皆例外なくそうしていた。

(…………一人だけしないっていうのもな……)

先刻から入鹿がこちらを見ている気がする。どうも違和感を感じられたらしい。

鎌足も同じように擦り寄る。女性達のように色気が出せず、余計怪しまれたかと苦い顔をする。

「お前……」
入鹿がぽつりと呟く。
(バレた…!?)
冷や汗がつう、と垂れる。

「お前、名前は?」
「えーと………あの……中と…い、いえ、中乃です!なかの!」
思わず本名を言いそうになるがやっとことどまる。
「そうか、中乃。
お前、あまり踊らねぇのか?」
「は、はい。今日のためにと一生懸命練習はしたんですがなにぶん不器用なもので…。
御見苦しく申し訳ありません。」
「いや、気にすんな。ぎこちなさが気に入った。それにお前だけ媚びを感じん。他のはあからさま過ぎて気に入らねぇな。」
「あ、ありがとうございます。」
「よし、お前に決めた。」
「へ?」
「お前に夜伽を命じる。さらに気に入れば妾にしてやってもいい。」
満足そうに入鹿は言った。
「は、はい!?」
「なんだ、知らなかったのか?
このような場の踊り子では毎回そうしてる。皆知ってるからお前もてっきり…。
まぁいい、今覚えろ。」
「う…うそぉ…」
「なんなら俺は今でも構わんが。」
「い、入鹿さまが気にせずとも周りの者共が気にします!!」
「なんだ、そんなことはあるまいよ。
なぁ、お前ら。」
ぐるりと一周見渡して意見を求める。反論などあっても認めないだろうが。
「も、もちろんでございます。」
筋肉を引き攣らせ、怯えたまま返事をする。
それを見て満足そうに入鹿は言った。
「な、言ったとおりだろ。遠慮すんな。」
現代で言う肉食系男子も真っ青な積極性。はやくも着物を脱がしにかかる。
このままでは偽乳ポロリしてバレて死罪になってしまう可能性もある。

(お、皇子ぃーっ……助け…
……なんか嬉しそうでいらっしゃるーーー!!)
助けを求めて皇子の方に視線を泳がすと、皇子が喜々としてこちらをみていた。
笑うことすら少ない皇子が頬まで色を変えて笑っている。
(何この人!!寝取られフェチ的な!?どんびき!)
まぁそうも言っている間に服なんか捕まれちゃうわけですが。
「う、っわ!!」
偽乳は転がり落ち、筋肉のついた胸板があらわになってしまった。
「…お前…男だったのか……」
低い、入鹿の声が響く。
「ご、ごめんなさいごめんなさいすみませんでしたぁぁ!!殺さないでくださいぃぃ!!」
鎌足は押さえ付けられた腕を必死に剥がそうともがきながら懇願した。

「……………まぁいい、構わん。俺はどっらでも…気に入ればそれでいい。」
「り、両刀遣い…」
鎌足は怯えきった顔で呟いた。
なおも入鹿の手が伸び、下にまで手を掛けはじめる。
「ちょ!ちょっ…入鹿さま…っ!?」
「どうした、怖じけづいたか?」
「いや…あの…」
(うわぁぁああぁ………これ殺らなきゃ犯られる!!)
慌てて仕込み刀を出そうと懐に手を伸ばす。
…………無い。
「………あれ?」
冷や汗がどっと吹き出す。
「捜し物はこれか?」
入鹿がにやりと口端を上げて得意げに刀をちらつかす。見たことのある彫り込み。
「それ……っ」
「なんだ、お前は俺を殺そうとでもしてたか?全く油断ならねぇ。」
「いや、その…あの…」
普通の刀などぶら下げていようものなら一瞬で見つかってしまう。
故にその仕込み刀は鎌足の唯一の武器だった。
「ふん、武器はこれだけか?随分と嘗められたもんだな。」
「………あの………入鹿……さま………?」
「なんだ?」
「手が更に腰に回っているのはどういうことでしょう……?」
「生意気な奴は嫌いじゃない」
「いやいやいやいや!!ちょっ!!え!?」
鎌足にツッコまれてもなお手の動きを止める様子も無い。それどころか刀をエサに馬乗りになって、より体制が悪化しているようだ。
着物半分以上も剥ぎ取られ、腹に手を添えられている。
「……かわいいなぁ、楽しませてくれよ。」
「犯られーーー…」

覆いかぶさらんとした入鹿の動きが鈍る。なにか後ろに気をとられたようだった。
「ふん、我の所有物にあまり手を出さんでもらおうか。」
後ろには皇子。するりとした長い刃が入鹿を貫いている。
「お前…中大兄の……」
入鹿は苦虫を噛み潰したような顔を浮かべ、舌打ちをした。
「糞が……」
鎌足から奪った刀を後ろに振るが、それは弱々しく、皇子の頬を少し掠った程度に終わる。
不満そうな入鹿は歪んだ表情で事切れた。

「全く…お前は与えられた仕事も十分に出来んのか……」

やれやれとため息をついて鎌足を見れば、何ともまぁ情けない顔でわたわたと慌てふためいている。
「お、お、お、皇子ぃぃいいい!!お顔にお怪我をぉおお!!」
「たいしたことはない。」
「いや、でも…でも!!オレのせいだよね!ホントにごめん!!申し訳ありませんっ!!」
「だから気にするなと……」
「でも皇子のお肌に傷を付けるとか何つー失態っ!!
うわぁぁああぁもう切腹モノだよ皇子いぃいぃ!!」
「ちょ、うるさい!!」
テンパりすぎて止まらないマッスィーンの様に早口でまくし立てる鎌足。縋り付くように皇子を抱きしめる。
彼の元々の大きな声が耳元で聞こえるのがどうも堪え難かったらしく、ぐいと鎌足の頭を押してのけた。
「俺が気にするなと言ったら気にするな!命令だ馬鹿が。」
「でもぉー……」
「何にせよ貸しだ。
お前が刀を抜こうとする数分前には盗られてたことにも気づくべきだったな。」
「そう!知ってたんなら何で暫く見てたんスかぁ!!」
思い出すだけでも、と肩を震わせた。
「………それは……」
つぅ、と目を逸らす。
皇子はなにか隠しているときはあからさまに、且つ不自然なまでに目を逸らす。もはや顔ごとか。
いつも皇子はそうだ。不機嫌そうな目は代わらないが、すぐ顔や動きに出る。
不機嫌なときは顔が替わるぐらいぶにりと頬を腕でつくし、楽しそうなときはオーラが違い、照れたときは絶対目を伏せる。
「そんで何でちょっと楽しそうだったんですか!!」
「何でもない。」
どれだけ鎌足が顔を皇子の前に持って行ったところで見事に逸らしてくれる。
「理由を聞いてるんだよ皇子!?
目を反らさないでよますます怪しいし!」
未だこちらに向き直る様子はない。
「まぁ犯されず良かったではないか。」
「皇子!!皇子がもう少し早く助けてくれてたらぁ…」
「結果良しだろうが。助けてやっただけ有り難いと思え。何を不満がる必要がある?」
「いや、そのさぁ…っ!!」
それを言われてしまえばその通りなのだが。
皇子は反論できない鎌足の頬を両手で挟む。
「んにっ、皇子!?」

「案ずるな。あんなモノにお前はやらぬよ。」
皇子は目を伏せて言った。

■□■□■□

私は皇子より鎌足が好きです。
スポンサーサイト



クリックしてくださると幸野が喜びます。
よければ1クリック↓
にほんブログ村 小説ブログへ にほんブログ村 人気ブログランキングへ

コメントの投稿

非公開コメント

はじめまして

はじめまして、こんにちは。
以前、幸野さんにコメントを頂いた者です
小説読ませてもらいました!
歴史ってよくわからないのですが・・・
幸野さんの小説で大化の改新期が凄く気になってきました!
鎌足君可愛いですね!女装とか、おいしすぎます
素敵です!
もう、すでに
次の鎌足君と皇子君の絡みのある小説が更新されないか、と
わくわくしています
更新頑張ってください、応援していまうす。
では、失礼しました

No title

どうも初めまして!
小説が面白かったので、ついコメントを書き込んでしまいましたv
ウチの中大兄は俺様で有能で冷酷(つまりはドS)、だけど人としてダメなレベルのシスコンという非常に残念な人なのですが、こちらを読んでいて、間人が腐女子で「中大兄×鎌足(※リバOK)とか中大兄×大海人(※リバOK)萌え!! むしろ兄様総受けバッチコイb」な人とかだったら面白いことになるな~とかつい思ってしまいました。
……すみません、初っぱなから脱線しました。
とにかく、鎌足がアホの子で可愛すぎます。
また続きが出たら読みに来ます~
ではでは☆

P.S. 私もAPHの本田さん総受け大好物です☆ 英/日可愛いよ英/日、ヤツらは結婚したらいいと思うんだ。
でも最近は中/日や露/日に惹かれている自分がいたりいなかったり(そうして私の友人は独/日派。本田さん受は奥が深い……)。

こんばんは

一気にファンになりました。
何ですかこれは/// おいしすぎます!!!!!
日本史大好きなのでうわあああ、中大兄皇子のツンも鎌足のアホさも大好きです!!!!!!!

興奮しすぎて支離滅裂ですねすみません;

乱文失礼しました。

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

Re: ふぁああ。

お返事が…随分遅くなってしまいました!
気づかないにもほどがありますね_(:3 」∠)_
甘えん坊皇子も可愛いです!
よそさまのところにも皇子と鎌足がいるのが嬉しいです♡(>◡<)♡

プロフィール

幸野

Author:幸野
夢見る乙女モドキのJK2の腐れちきんです
BLNLGLばちこい!です
カラオケ好きで歌下手な迷惑っ子です。

wj・BASARA・ラメント・咎狗・絶望先生・ディスガイア・ウサビッチ・ジョジョ・日和・SQ・aph などなど
その他いっぱいゲーム漫画小説大好きです。
雑食で食い散らかしてます←
でも今一番熱いのは堀宮でございます。
でも基本CP的な意味でも雑食でs((
音楽のほうも雑食です。

寂しがり屋なので絡んでいただけると飛び上がって喜びます。
最初は控えめですが慣れたらうっと惜しいまでにハイテンションで絡みだします。
気をつけてください。
お友達切実に募集中ですー

キリ番とかやってみる?



てきとーに踏んだかな?って方はお知らせとかいただけたら^^

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
ランキング
ぽちっとお願いしますω
アンケート
よかったら答えてくださいましー 面白かったなーとか、好きとか、読みたいなーとか思ってくださったものによければ投票お願いします。 書いたりしたいですー 連続投稿可能ですのでいくつでもー^ω^ 項目はいくらでも増やしてくださいw
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR