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「変× ーへんかけるー」

何となく書きたくなったものを漠然と。

※腐注意


◇◆◇◆◇◆


「起きてください、もう9時でございますよ」
ゆさゆさと体を揺さぶられる。
もう少し寝かせてくれよ、と気怠そうに薄目を開けた。
「んにゅー…あと5分…」
「かわいっ……駄目です。
ご飯も出来てますよ」
「…………」
再び目を閉じようとするも声がなおも続くので、諦めて目を開く。明るさに慣れない目が眩しそうに萎んだ。
「お着替え、おいておきますね」
やっと声の主の姿を確認すると、黒いスーツに身を包んだ身長の高い、少し長髪の優しげな恰好良い男性。後ろを向き、歩きだそうとしていた。
「………おい、お前」
「はい、なんでしょう?」
呼び掛けられて嬉しいのか、男性は笑顔で答え、もう一度向き直り近づく。
「お前…なんで居る?」
「なんで?
なんで、とはどういう意味でしょうか」
さも不思議そうに男性は首を傾げ、見つめた。
「いや、なんでお前が平然と俺の部屋に居るのかってことだよ!
てか誰だよお前!」
「あ、それですか。
貴方の面倒をみるのが私の役目なので」
「むしろいつのまに俺の面倒みることになってんの!?」
にっこりと答える。
そう、見知らぬ男性。今までこんな召使などいなかったというのにどうしてこんなに急に。
「えーと…昨日」
「俺知らんし!!」
「昨日貴方のお父様と話し合って決まりました」
「オヤジ!?」

~~~~
「あぁ、悠希
お父さん明日から出張だから」
~~~~

オヤジ、めっちゃエエ顔で言ってた。
昨日話してたのはそれだけだったはずだ。

「詳細を聞かせろ。話はそれからだ」
悠希は跳ね起き、男性の服をきつく掴んで言った。

そのときに男性がなんか嬉しそうだったとかは知らない。
断じて知らない。
見てない。
記憶から抹消した。

「まず着替えて、朝ごはんを食べましょう。
食べながらでも良いでしょう」
お腹も空いていたし、男性がそういったからまぁいいかと返事をした。
「わかった」

着替えようとしたら男性がどんな反応を示したかは知らない。
めっちゃガン見しようとしてたとか知らない。
断じて知らない。
見てない。
記憶から抹消した。

「下で待ってて」
「え………」

ちょっとがっかりしたような顔をしてたのは見た。
がっつり見てた。
こいつ怖い。


着替えて下に下りる。
机には美味しそうなスープ、ピザトースト、サラダ。一体どれほど時間をかけたのかと問いたくなるような見事な出来。
「で、何がわからないんです?」
小馬鹿にしたように、尚且つがっかりしたように男性は聞いた。
「…誰なんだ、お前は」
「えーと、赤羽、赤羽 恭夜ともうします」
「そうか、赤羽」
「恭夜さん、とか恭夜でいいですよ」
「きょ…」
「あぁ、恭にぃ、とか恭たんとかでも…いや、むしろそっちの方が…」
「赤羽で」
「遠慮しなくてもいいんですよ。やばいそそる。呼んでください、お願いします。
どうぞ!さぁ、レッツトライ!」
「あ・か・ば・ね・で」
そろそろ黙れと睨む。
「んもぅ」
「んもうじゃねぇよ。可愛くねぇよ」

「で、昨日決まったとか言ってたじゃん。
そこ、聞かせて」
「そうですね。
ぶっちゃけ私貴方のお父様に借金してしまいまして」
「…借金?」
「はい、賭けに負けまして。
それもすっげぇ量」
「…お前会話の仕方統一しろよ。敬語なのかなんなのか」
「気をつけます。
で、色々ありまして私はそのお金を返せない状況になってしまいまして。
その借金のカタに私が貴方の世話役になることになりました」
「よくそんなめんどくさい役を買って出たな」
頬杖をついて悠希は言った。
頬肉がぶにりと歪んで目が細くなる。
「そりゃあもう望んで。
以前からお父様に用事の際、貴方を何度かお見かけしたことがありまして、そのときから狙っ…ゲフンゲフンお仕えしたいと思っておりました」
「狙っ!?
狙ってって言おうとしたよな今!?」
「言ってません」
「じゃあ目ェ逸らすなよ!
こっち見て言え」
「言ってません」
なおもこちらを向く様子などなく首が捩切れそうなほどそっぽを向く。
「私もともとどっかの社長宅の召使をしてまして、気に入られて養子になったんですね。」
しばしの後、首を戻すと赤羽は話しはじめた。
「…どっかの…って…アバウトだなおい」
「私地位とか興味ないんですよ。
社長もイイ感じのメガネダンディシブメン50代だったからハァハァしただけですし。
個人的に結構美中年好きなんですよね」
「…………」
「あ、もちろん今は貴方が一番ですよ?
ていうか前から貴方が一番ですからね
一目惚れ?っていうんでしょうかね、いや、違いますか。
性格とかもしっかり観察させていただきましたし」
「聞いてない。聞いてないから」
頼むから観察とか言わないでくれ。
で、ニッコリ笑わんでくれ。
怖いから。
「だから貴方のお父様ととある賭けをして負けたとき、私のお義父様がお金ならいくらでも払うと言ってくださったんですが、自分で責任取りたいとかめっちゃ理屈こねて、養子縁組も切って、ここに来れるようにしたんです」
「…へぇ」
「貴方のお父様も私が昔召使をしていたことは知っていらっしゃいましたし、快く了解してくださいました。
幸い貴方のお父様にも好かれていたようで、お父様曰く『うん、いーよ。全然構わん。』と」
「軽っ!!オヤジ軽っ!!」
軽い人だとは思ってたがそこまでとは…。
悠希は軽い頭痛を覚えた。
ため息をついて赤羽の方を見る。
赤羽はにこにこと笑っていた。

「…よくお前のオヤジは許可したな。
養子に迎えるくらいならさぞかし執着心も強いと思ったんだが」
「あぁ、それはもう私の方が立場が上でしたので。それに弱みもいくつか。
ですから渋ったところで最終逆らえませんよ」
すました顔で答える赤羽。特に苦でもなかったのだということがわかる。
敵にまわすとすごく厄介そうだ。
「…そうか」
「ですから安心してくださいね。
24時間365日、お世話・お守り致しますので」
「…嫌だ。なんか怖い。」
お化けとか幽霊とか、妖怪なんかじゃないけど怖い。鳥肌が立つ。
「そんな、恥ずかしがらないでください。
私まで照れちゃうじゃないですか」
「までってなんだよまでって。
恥ずかしがってねぇし!」
「まぁまぁ、料理でも掃除でも"お風呂でも"、何なりとお申しつけくださいませ。」
お風呂でも、を少し強調して言う赤羽。
満面の笑み。
逆に怖い。
なんか黒いオーラ出てるし。
「…おい、うねうねしたその指の動きはなんだ?」
「え?いや、なんでも。
ちょっと妄そ…いえ、想像してたら…」
「へ、変態!」
「やだなぁ、心外です」
罵られつつも笑みは消えない。

「これから長い付き合いになるんですから、仲良くしてくださいね。」


…オヤジは出張中。
そのことを忘れてた。
いつ帰ってくるんだろう。
こんなに待ち遠しいなんて初めてだった。

◆◇◆◇◆◇

変態×○○が書きたかったのです。
敬語変態?が好きなので(´・ω・`)笑
シリーズ的にちゃんと書くかは不明。
反応があれば…←
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Author:幸野
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BLNLGLばちこい!です
カラオケ好きで歌下手な迷惑っ子です。

wj・BASARA・ラメント・咎狗・絶望先生・ディスガイア・ウサビッチ・ジョジョ・日和・SQ・aph などなど
その他いっぱいゲーム漫画小説大好きです。
雑食で食い散らかしてます←
でも今一番熱いのは堀宮でございます。
でも基本CP的な意味でも雑食でs((
音楽のほうも雑食です。

寂しがり屋なので絡んでいただけると飛び上がって喜びます。
最初は控えめですが慣れたらうっと惜しいまでにハイテンションで絡みだします。
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