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「ちゃらおとめがね」

ちょっとだけお久しぶりな更新ですー
文化祭が終わって一段落、です(*^ω^*)
軽音も一応成功しました!


そしてちゃらめが更新!
携帯からだと長すぎたので2つにわけます。

ちゃらおと飲み会編

※腐注意

□■□■□■

「あーおーくーん、合コン行かね?合コンってか女の子とのただの飲み会らしいんだけどぉー…」
携帯のメール画面を開いたままコトリと机の上に置く。
ディスプレイには絵文字で不必要なまでにギラギラと装飾されたいかにも女子、なメールが表示されていた。
「いいです」
悩むまでもなく答える。こんなに読み辛そうなメールを毎回寄越すであろう女性には興味はあまりなかった。ちゃらい人は苦手だなどといっておきながらこの人と絡んでいる地点でそこに少しの矛盾は感じるかも知れぬが。
「返事はやー」
ケラケラと笑って気にする様子も諦める様子もなく、彼は続けた。
「いーじゃん。いこーよ」
「何で俺なんですか。斎藤さんとか誘えばいいじゃないですか」
はぁ、と一つため息をつき、彼の友人の名前を出してみる。
斎藤さんは聖さんの友人で剃り込みの入った坊主レベルの短髪をしている。
目付きと喋り方がなんとなく怖いと影で噂されるような人だ。
「あー、斎藤? いーのいーの。
あれはねー、空気よめねーの。
女の子引ーちゃう」
「……そうですか」
少しだけ、あぁ、なるほどな。と思ってしまったことを斎藤さんに告げれば、殴られでもしそうなものだ。
「いやー、真面目チャンも一人ぐらいいた方がバリエ富んでいーかなって思ってさー」
「行きませんよ」
「合コン行ったこと無い感じぃ?
大丈夫大丈夫、彼女でも出来るかもしんないよー?」
行かないと言っているのにこれだ。この人には自分の都合の良い話しか聞く耳がないのだろうか。
「行きませんって……うわっ、引っ張んないでください!
ていうか人の話聞いてください!」
彼は細いクセに力のある腕でぐいと俺を掴み、半ば引きずるように俺を連れていった。
「まぁまぁ、何事も経験経験ー」
「うぅ……」

「やーん、この子どうしたの?」
玲奈と名乗ったつけまつげをいくつも重ねた真っ黒いパンダのような目の女子が言った。垂れ目風にしてあるのだろうが垂れ目どころかもはやどこまで目かすらわからない。
「この子ねー、俺の後輩」
にんまりと笑った彼はとん、と背中を押して前にやった。
あぁ、慣れない人と接するのは苦手だ。何の感情を抱きもしないのに話せなくなる。
「へー、聖くんのツレにしちゃ随分真面目そうだねー」
まじまじと見つめられる。
まぁ目が合っているのかわからないほどの睫毛で埋もれていたわけだが。
「あの…えっと…」
見ないでほしい。緊張する。顔が熱い。この赤面症というやつはこの上なく厄介だ。
「ひゃは、この子蒼くん。蒼くんってよんだげてぇ」
「きゃー、顔赤ーい、照れてる?かわいー。よろしくー蒼くん」
キィキィと高い声ではしゃがれる。こんな状態でやり過ごせるのか、と不安にため息をつきたくなる。
「よろしく……お願いします…」

一通り自己紹介も終わったところで女子の一人が声をあげた。
「お茶来たよー」
確かノドカ、という名前だったように記憶している。髪は真っ黒で、ロングストレート。人工的でない程度の大きな目。
「あ、ピッチャーで頼んだんだぁ。ありがと」
聖さんがにっこりと笑っていった。あぁ、笑顔は……憧れだった聖さんそのものなんだけどなぁ……。
「注ぐよー、コップ貸してー」
あぁ、気配りできる女の子っていいものだ。なんて思ってしまう。
「ありがとゆーかちゃん」
手渡されたコップを受け取るついでに優香という子の手を握る。
軽々しく手を添えたりして、俺には出来ない芸当だなぁ、なんて少しばかりの感心。
「あ、ありがとうございます」
俺に至ってはただたどたどしい敬語でお礼を言うくらいだ。
「あ、笑った」
優香さんは俺をは、と指差して言った。その声に釣られるように隣の人も俺の顔を覗き込む。
「え」
「蒼くん、笑ったらかわいーね。もっと、ただ無表情なのかと思ってた」
「へ?どういうことですか?」
「蒼くんってずーっと仏頂面なのかと思ってたからさ。
ずっと笑ってればいーのに」
そんなことをいわれたのは初めてだった。
あぁ、まただ。また顔が熱い。
「あは、顔赤ーい」
「かわいー」
きゃあきゃあとした女子らしい歓声に取り巻かれる。何でも可愛いという女子を目の当たりにした気分だ。


テンションもようやくと落ち着いてきた頃、優香さんが桃色の大きめのラインストーンが一つ取り付けられた白い携帯を取り出して言った。
「そぉだ、蒼くんさぁ……メアド教えてよ」
俺は特に使う必要性を感じない、殆ど持ち歩くだけの時計がわりの携帯をひっかかるポケットから取り出した。
「あ、はい。送ればいいですか?」
「じゃあお願い」
使い慣れない『赤外線送信』を選び、ゆっくりと相手の携帯に向ける。
「はいそーしーん」
開始音が鳴る代わりに聖さんの声が聞こえた。
「……あ、聖くん♪」
俺の携帯の送信完了音が鳴る前に彼女の携帯の完了音が聞こえたのは聖さんが送ったからだというのに気付くには少しの間があったと思う。

「あ、ごめんねー、蒼くん。
ゆーかちゃん、それ俺のね。
いつでもお誘いメール待ってるから♪」
へらりへらりと笑った彼はウインクなんかして優香さんにそう告げた。
「うん、じゃあ帰ったら送るね」
「ゆーかちゃんからのお誘いならいつでもオッケーだから」
満更でもなさそうな優香さん。もはや俺のことなんか忘れて携帯をしまっている。
…………何だよこの人。
それほど俺が嫌いなのだろうか。
わざわざと地味な嫌がらせのために呼んだのか?
全く、暇な人だと思う。

□■□■□■

結末が読めますね(´・ω・`)
まぁ勘弁してやってくださいー
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Author:幸野
夢見る乙女モドキのJK2の腐れちきんです
BLNLGLばちこい!です
カラオケ好きで歌下手な迷惑っ子です。

wj・BASARA・ラメント・咎狗・絶望先生・ディスガイア・ウサビッチ・ジョジョ・日和・SQ・aph などなど
その他いっぱいゲーム漫画小説大好きです。
雑食で食い散らかしてます←
でも今一番熱いのは堀宮でございます。
でも基本CP的な意味でも雑食でs((
音楽のほうも雑食です。

寂しがり屋なので絡んでいただけると飛び上がって喜びます。
最初は控えめですが慣れたらうっと惜しいまでにハイテンションで絡みだします。
気をつけてください。
お友達切実に募集中ですー

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