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「ちゃらおとめがね」

 
ちゃらおとめがね
大学の先輩Verを少しばかり書いてみる。
その1的な。
 
 

 
 
大学の入学式。嫌に派手な連中が大声で騒いでいる。
あぁ、一緒の大学なんだな、と少し顔をしかめる。
どこかに高校のときの知り合いでもいないかと見回すけれどあまりに人が多くて探すに探せない。
先程から何人もきゃあと手を取り合い再会を喜んでいた。
「おーい」
誰かを呼ぶ声。
少し離れたところから茶色い髪の男性が手を振っている。
見覚えもないし、後ろで溜まるヤンキー集団にでも手を振っているのだろう。
段々と近づいて来る男。近づくにつれ細かいところまでみえてくる。
黒髪が伸びてきてプリンのようになった明るい茶髪と無精髭でだらし無さが伺える。
ピアスなんかも開けて、見るからにチャラそうな奴だな。俺なんかとは関わりなさそうだけど、と真っすぐ歩くとぶつかりそうだと察して道の端にのいてやる。
「久しぶりー!」
ところが男は自分の方に来て、自分の手を握る。
「……えーと…誰ですか?」
恐る恐る顔色を伺いながら相手に問う。
すると男は至極残念そうな顔を浮かべ詰め寄ってきた。
「え、覚えてねーのぉ!?俺マジショックなんだけどー!」
あまりショックさの伝わらない語尾を伸ばす話し方。
本当にわからない。こんな知り合いなどいただろうか?
「………覚えてないです」
少し申し訳ないと思いながらも本心。
どうせ向こうの勘違いだろう。こんなにチャラそうな知り合いは居ないはずだ。
「マジかよー」
「どなたかと勘違いされてるんじゃ……」
「その縁の太い黒眼鏡、真っ黒い髪、その目も、間違う訳無いんだけどなー」
男はまじまじと見つめて言う。
そして一息置いて
「蒼くんじゃないの?」
アオ。その人は見事に自分の名を言い当てた。勘違いではないということになる。
「え……すみませんがお名前教えていただいても?」
「あー、そっか、ごめんごめん。ヒジリって言えば思い出してくれたりする?」
聖って女の子みたいな名前で嫌なんだ、といっていた人が居た。
その人は高校の先輩で、大人しそうな真っ黒い髪の男の人。
真面目で優しくて成績優秀。憧れの人だったんだ。どこかの国公立に行ったと聞いていたが、卒業してから会っていない。
「堂本……聖……さん?」
「そーそー!思い出してくれた!?」
嘘だ、嘘だ、嘘だ。俺の知ってる先輩はこんなのじゃない。別物だ。
けれど目の前で嬉しそうにくしゃりと笑ったその顔は憧れのその人そのもので、酷く複雑な気分になる。
 

 
で、なんだかんだ高校の思い出に入る訳ですね←
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BLNLGLばちこい!です
カラオケ好きで歌下手な迷惑っ子です。

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その他いっぱいゲーム漫画小説大好きです。
雑食で食い散らかしてます←
でも今一番熱いのは堀宮でございます。
でも基本CP的な意味でも雑食でs((
音楽のほうも雑食です。

寂しがり屋なので絡んでいただけると飛び上がって喜びます。
最初は控えめですが慣れたらうっと惜しいまでにハイテンションで絡みだします。
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